作画オタクのメモ帳

作画オタクのつもりの人間のメモ的な何か

アニメスタジオについて①~東映アニメーション~

ただの覚書です…

 

東映アニメーションについて

現存する日本最古のスタジオです。

枚数制限が厳しいからか、作画はあまり派手じゃない印象があります。

しかし、そこは老舗の東映、偶に物凄く上手いアニメーターのキレッキレな作画が拝めたりしますので侮れません。「Go!プリンセスプリキュア」とか。

テレビシリーズ中心で、「ONE PIECE」やプリキュアシリーズなど全日帯の作品が多いですが、深夜帯の作品も偶にあります。ただ、昔の血が騒ぐのか、突然「虹色ほたる~永遠の夏休み~」を作ったりします。

今とは大分イメージが違いますが、初期は一年一作長編アニメを作っているスタジオでした。と言っても、30分もののテレビアニメが登場する前の時代ですが。

また、このスタジオの3DCGは高く、正直プリキュアのEDは本編より可愛いんじゃないかと思ったりします。また「正解するカド」は、東映初の3DCGのテレビシリーズです。老舗かつ最大手ながら、最新技術の研究も怠らない姿勢を感じます。

フィリピンに大きな下請けスタジオがあり、グロス請けもしています。

代表作は、一つに絞るのが難しいですが、「ドラゴンボール」か「ONE PIECE」でしょうか?

このスタジオ出身で有名な人物は、高畑勲・宮﨑駿・芝山努金田伊功佐藤順一細田守…と、挙げたらキリがありませんね。それだけ長い歴史の中で、優秀な方々が切磋琢磨していたということでしょう。